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こんにちは。別府です。
ダイヤモンド・プリンセスに乗ってみよう!と思われたらまずどの客室にするかを選んでいただきます。
予算で選ぶ方も多いと思いますが、客室タイプの違いを知っているとより満足度の高いクルーズをお過ごしいただけるはず。
トラベリオでは可能な限り客室番号を事前にご案内しています。
早い段階のご予約でしたら、かなりご希望に近いお部屋がご用意できます。
どうぞ客室を選ぶ際の参考になさってください。
*写真は最新のものでないものも掲載しています。目安としてご覧ください。
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ここは抑えておきたい!客室選びの基本の「き」
船は真ん中の真ん中が一番揺れない、と言われています。
ですので、ダイヤモンド・プリンセスの客室タイプでジュニア・スイートと海側バルコニーでは「中央」と「前方・後方」に分かれおり、より揺れにくい「中央」が「前方・後方」より料金設定が少し高めになっています。
ドルフィンデッキ(9階)、カリブデッキ(10階)あたりが一番真ん中ですので、ドルフィンデッキのより中央にはプレミアム・ジュニア・スイートが、カリブデッキの中央にはペントハウス・スイート(中央)が設置されています。
ダイヤモンド・プリンセスの全長は290mあります。
これはダイヤモンド・プリンセスが横浜に寄港したときにみえるランドマークタワー(高さ296m)が横になったような長さです。
あまり歩きたくない、という方はエレベーターの近くのお部屋がおすすめです。
でもエレベーターの近くは人通りが多いのも事実。多少声は聞こえてきます。
そのバランスは難しいところです。
メインダイニングは中央と後方、ビュッフェレストランは中央から後方にかけて、ショーやエンターテイメントが行われるシアターは前方にあります。
この辺りも移動の動線として考えておきたいところです。
ただ毎日
右舷(うげん)と左舷(さげん)の違い
お部屋番号は右舷が奇数、左舷が偶数になっています。
右舷はスターボードサイド、左舷はポートサイドと呼ばれます。
元々船は左舷に接岸して人や荷物を載せっていたので、ポートサイド(港側)と呼ばれるのですが、今は必ずしも左舷に接岸するわけではありません。
横浜港に停泊するときも、右舷側に接岸される事が多いです。
ですので、あまり気にせずにお選びいただいてよいかと思います。
毎日お風呂に入りたい方は迷わずジュニア・スイート
ダイヤモンド・プリンセスはジュニア・スイート以上の客室にのみバスタブがついています。
毎日お部屋でお風呂に入りたい方はジュニア・スイート以上の客室をお選びください。
ジュニア・スイートにはリビングスペースがついていますので、お部屋でゆったり過ごすことができます。
私も初めてジュニア・スイートに泊まったときには、このリビングスペースの広さに感動しました。
3人は座れるというソファで気がついたら昼寝をしていたことも。
テレビも2台あり、リビングスペースのソファからとベッドサイドと2人で違う番組を見ることもできます。
このソファはベッドになりますので、3名1室でお泊りのときも2段ベッドではなく、お過ごしいただけるのもオススメポイント。
バスルームも広めです。トイレがシャワートイレなのも、ジュニアスイート以上のお部屋です。
特典として乗船時にウエルカム・グラス・スパークリングワインがいただけます。これはルームスチュワード(お部屋係り)さんが持ってきてくれます。
バルコニーも海側バルコニーの客室に比べて広くゆったりしています。バルコニーにはテーブルとデッキチェアが用意されています。
天気の良い日はバルコニーでルームサービスの朝食をいただくことをオススメしています。
ひとつ難点は、バルコニーが広いので、上階のお客様から丸見えなこと。こればかりは致し方ありません。
面積は33㎡(バルコニー込)です。
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オンボードクレジットとは船内でご利用いただけるお小遣いです。オプショナルツアー、船内のお飲み物などお部屋付するものにご利用いただけます。
プレミアム・ジュニア・スイートとジュニア・スイートの違い
プレミアム・ジュニア・スイートの客室の作りはジュニア・スイートと同じです。
追加してスイート同様の「クラブ・クラス特典」がついているお部屋になります。
場所もより中央に位置しています。
クラブ・クラス特典は・・・
<クラブ・クラスダイニング>
- メインダイニング内の専用エリアでのお食事
- 専任スタッフによる給仕
- 本日のシェフのおすすめなどクラブ・クラス専用メニュー
(朝食・夕食は毎日、昼食は終日航海日にオープン)
<アップグレードされたアメニティとサービス>
- 乗船日にワインを1回無料提供(赤・白のハーフボトル)
- イブニング・カナッペサービス
- スペシャリティレストランの優先予約
- ラグジュアリーなテリーショールカラーのバスローブ
- 初日乗船時の優先チェックイン及び優先乗船、最終下船時の優先下船
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景色を満喫できる海側バルコニー
ダイヤモンド・プリンセスで一番多いカテゴリーが海側バルコニーです。
窓があいて、バルコニーにでて、海の様子を眺めることができる一番オススメのカテゴリーです。
リビングスペースはありませんが、丸いテーブルが置いてあります。
シャワーブースはカーテンで仕切るタイプで、ちょっと狭いです。
クローゼットは十分収納できます。
バルコニーに出られる、風を感じることができるのはとても気持ちよいです。
カリブデッキ10Fの海側バルコニーのお部屋は、それより上の階に比べてバルコニーが広めです。
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面積は22-29㎡(バルコニー込)です。
外の様子がわかれば窓は開かなくてよい方に、海側
昼か夜か、晴れているか雨か、窓から見たい。
でも窓は開かなくてもよい、と思われているようでしたら、海側客室をどうぞ。
海側客室は基本的に船の下に位置しています。プラザデッキ5とフィエスタデキ6に客室があります。
もう一箇所船首にも海側客室があるのです。
カリブデッキ10Fの船首に5室、バハ・デッキ11Fの船首に5室の10室のみです。
他のプリンセス・クルーズの航路ですとこの部屋は「プレミアム海側」となり、海側より高い値段設定になりますが、ダイヤモンド・プリンセスはここも海側の料金と同じです。
実はこの部屋はバルコニーがありますが、お客様に開けていただくことができません。
航海中及び寄港地でも風が強いときなどは開けられないので、海側として販売されています。
先頭なのでエレベーターから歩く距離が長いのですが、船の正面のお部屋にご宿泊いただけます。
面積は17~19㎡です。
海側(視界が遮られる部屋)とはどんな部屋か
海側カテゴリーに(視界が遮られる部屋)というものがあります。
これはどんなお部屋かというと、内装は海側と一緒です。
しかし、部屋の窓の外にテンダーボートがかかっているお部屋です。
窓の外からしっかり海が見えず、テンダーボート越しに海を見る程度の部屋、ということになります。
面積は海側と変わらず、17~19㎡です。
内側客室のメリット・デメリット
内側のお部屋は窓がありません。
ですので、昼か夜か時計をみないとわからないというのがデメリットです。
メリットとしては代金が一番安いこと。
日中部屋にいない、客室は寝るだけ、と思われる方にはぴったりです。
面積は16~17㎡です。
お子様用にベビーコットとベッドガードの用意があります
基本的に1人1ベッドのご用意となりますが、小さなお子様にはベビーコットの用意があります。
サイズは61cmx91cm。
リクエストベースでのお受けして、船内でご確認いただきます。
または添い寝も可能です。
その場合、ベッドガードのリクエストもお受けできます。
こちらもベビーコット同様確約ができないため、船内でご確認となります。
内側、海側(視界が遮られる)、海側バルコニーにハンディキャップルームがあります
車椅子の方もご利用いただけるような客室が用意されています。
車椅子対応の客室はジュニア・スイートでもシャワーのみとなり、広いシャワー室が用意されています。
ご予約の際、お申し出ください。
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スイート客室を写真付きでご紹介
船会社さんから頂いている見取り図は代表的な客室のみです。
差がわかりにくいかもしれませんが、できる限り写真でご紹介します。
お部屋は改修を進めております。一部古い写真も入っているので、変わっている可能性もありますが、目安として参考になさってください。
先にスイートのみの特典をご案内いたします。
- 初日乗船日の優先乗船
- 乗船日のスペシャリティレストランでの夕食のカバーチャージ無料(6泊以上のクルーズのみ)
- ロータス・スパの「サーマル・スイート(岩盤浴ベッドを備えた有料エリア、男女共用の水着着用エリア)」への入場無料
- ミニバーで予め用意してあるアルコール類、ソフトドリンク無料(1回限り、追加オーダーは有料)
- サバティーニでの「スイート・ブレックファスト」
- ゲストサービス・デスクでの専用優先ライン
- 生花のフラワーアレンジメント
- 無料ランドリー(セルフランドリーを除く)クリーニングサービス
- 専用のエリートラウンジでのオードブルサービス
上記に加えてプレミアム・ジュニア・スイート欄に記載したクラブ・クラスの特典がご利用いただけます。
ファミリー・スイート
ファミリー・スイートはジュニア・スイートと内側客室がくっついた2ベッドルームのお部屋とお考えください。
バスルームもジュニア・スイート側はバスタブ付き、内側はシャワーのみ、と2つついています。
ファミリー・スイートは基本代金が4名1室で書かれています。
バルコニーも広いです。
面積は56~57㎡(バルコニー込)です。
船首に2室しかないカテゴリーになります。
最近お問い合わせを多くいただくのですが、ここは取れたらラッキーな位いつも早くに埋まってしまいます。
空き状況をすぐ確認することができません。全員のお名前をいただき船会社にリクエストいたします。
ご希望の方は、全員のお名前をパスポート表記のローマ字で弊社に送ってください。
0歳のお子様から1名と数えます。
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ヴィスタ・スイート
ヴィスタ・スイートは船尾に6室のみあるカテゴリーになります。
バスルームは、入ってすぐに洗面、トイレ、その先にシャワーブースとバスタブがあり、部屋側に抜けることができます。
このカテゴリーから上はバスタブとシャワーブースが独立(別々)しています。
ウエットバーに、広いソファ、バルコニーにはデッキチェアに加えて、テーブルと椅子もあります。
プレミアム・スイート
プレミアム・スイートは船首に5室のみ。
このカテゴリーの特徴は扇形をしていること。
バルコニーがとても広く、船首からの景観もお楽しみいただけます。
ペントハウス・スイート(中央)
カリブデッキ10Fの中央に12室あるのがペントハウス・スイート(中央)です。
わりと正方形に近く、使いやすい間取りで、標準的なスイートとして見取り図で紹介されているのがこのタイプです。
部屋に入ってすぐリビングスペース、その奥にお部屋。
バルコニーも海側バルコニーの倍近いスペースがあります。
ペントハウス・スイート(後方)
3室のみのペントハウス・スイート(後方)
ヴィスタ・スイートと似た間取りですが、スペースが広くゆとり度がさらにアップしています。
位置も船尾の中央ですので、流れ行く景観をバルコニーからお楽しみいただけます。
オーナーズ・スイート
船尾に1室のみあるオーナーズ・スイート。
ヴィスタ・スイートに海側バルコニーをつけた面積があります。
ダイニングとしても使っていただけるテーブルがあります。
リビングスペースとベッドルームが完全に分かれています。
広いリビングスペース、ダイニングテーブル。
バスルームはダブルシンク。
内装や部屋のドアも特別でなダイヤモンド・プリンセスで最高のお部屋です。
3人部屋/4人部屋の写真をご紹介します
1室を3人または4人で利用する場合どのような部屋かご紹介いたします。
天井から補助ベッドがおりてくる場合と壁に収納されているベッドを倒して出す場合とあります。
写真は船会社様よりいただいてもので、ダイヤモンド・プリンセスではなく、カリビアン・プリンセスのものです。
それほど大きく変わりませんので、ご参考にご覧ください。
ジュニア・スイートはソファーをベッドとして利用しますが、全ての部屋が3人部屋、4人部屋として使えるわけではありません。
また船全体で乗船人数を規制することがあるので、3人部屋、4人部屋があいていても、3人または4人目利用がお取りできないというケースもよくあります。
1室を3人または4人で利用されたいという場合は、早めにお申し込みくださいね。
クルーズはお部屋タイプが色々あって、選ぶのも大変と思います。
皆様の参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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