サンティアゴ・デ・コンポステラは西暦813年に聖ヤコブの墓が発見されローマ・イスラエルと並びカトリック世界3大巡礼地として有名です。サンティアゴに至る道(カミーノ)にはいくつかのルートがありますが、フランス人の道が最も有名です。フランス側4ルートがピレネーを越えプエンタ・ラ・レイナで合流、そこからコンポステラまで800kmの道のりです。
私も何度かバス旅行で訪ね、カミーノ沿いに数多く献堂されたロマネスク教会群、修道院、ガウディ設計のアストルガの司教館やサント・ドミンゴ・デ・シロスでのグレゴリオ聖歌、ブルゴスやレオンの大聖堂などを訪ね貴重な経験をさせていただきました。時にパラドールに宿泊、ボタフメイロのミサに与ることもできました。
このサンティアゴへの巡礼は10世紀半ばにスタート、12世紀には年間50万を越える巡礼者が徒歩でサンティアゴ・デ・コンポステラに向かいました。当時はまさに命がけの巡礼であったことと思います。現代でも徒歩での巡礼は困難を伴いますがその分大きな感動と新たな信仰の糧を与えれてくれます。ただ800kmを40日間をかけて歩くことはかなりハードルが高く誰でもできることではありません。そこで巡礼証明書が発行される最低条件100kmを歩くことにチャレンジすることにしました。ホテルに宿泊、荷物も車で運び、ご負担を減らして多くの方がカミーノ・デ・サンティアゴを味わっていただけるようにしました。
次回のトラベリオ サンティアゴへの道 100㎞を歩く巡礼は
2024年4月21日から5月1日 11日間の行程です。
ご興味をお持ちいただいた方にはパンフレットをお送りいたします。問合せフォームよりご請求ください。