鹿児島県の南、沖縄本島との間にある奄美大島。
美しい海と、豊かな自然、というイメージが強いのですが、それだけではない魅力あふれる地です。
奄美大島の見どころや文化をご紹介します。
奄美十景の一つ あやまる岬観光公園
- あやまる岬(遠景)
奄美群島を代表する10の景勝地が「奄美十景」
奄美大島にある奄美十景の一つが、あやまる岬観光公園です。
あやまる岬観光公園はプールやグランドゴルフ場などがある観光施設なのですが、ここを訪ねる最大の理由は奄美を代表する絶景ポイントであること。
奄美群島の一つ喜界島を望むロケーションはもちろんのこと、水平線が丸くカーブしているように見えるほどの景観が素晴らしい場所です。
マングローブの森をカヌーで楽しむ
マングローブとはウィキペディアによると
熱帯および亜熱帯地域の河口汽水域の塩性湿地にて植物群落や森林を形成する常緑の高木や低木の総称
ということです。
南国で海水と淡水が混ざり合った場所(汽水域)に生えている植物たち、ということですね。
マングローブと聞くと、水辺にあるうっそうとした緑の森が思い浮かぶのではないでしょうか。
そのマングローブの森を観察するにはカヌーが一番。
ツアーではマングローブパークでカヌーを体験します。
初心者の方でも事前にカヌーの漕ぎ方の練習をしますので、安心して挑戦してみてください。
神秘的なホノホシ海岸
- ©K.P.V.B
太平洋に面したホノホシ海岸は、砂浜ではなく石の海岸です。
波が荒く、その波が引くときに石がガラガラと神秘的な音をたてるのです。
波に洗われた石は角がとれて丸くなっています。
ホノホシ海岸の石は持ち帰ってはいけません。持ち帰るとその石が不運をもたらす、と言い伝えられています。
大浜海浜公園の白砂ビーチと奄美海洋展示館でウミガメと出会う
- 大浜海浜公園©K.P.V.B
大浜海浜公園はサンゴ礁が広がる青い海に面した白浜のビーチがあり、地元の方も訪れるスポット。
奄美の独特の建築物、高倉を模した建物もあります。
風通しがよく、湿気を防ぐ造りです。
奄美海洋展示館では「海と人の共生」をテーマに展示がされています。
中でも奄美の海中を模した水槽が人気。
ここではウミガメに餌やりをすることもできます。
奄美の伝統文化にも注目
大島紬
- ©K.P.V.B
日本を代表する絹織物である奄美大島紬。
独特の美しい黒い光沢は天然の染色、泥染め。
自然の草花をモチーフにして柄も特徴です。
大島紬村では大島紬の製造工程を見学できます。
ツアーではご案内できませんが、泥染めや手織りの体験もできる施設です。
奄美の酒、黒糖焼酎
- 黒糖焼酎
奄美はサトウキビの産地としても有名です。
このサトウキビからとれる純黒砂糖と米麴を原料とした黒糖焼酎が奄美の名産。
ほんのり甘く飲みやすい焼酎です。
お酒好きの方はお土産にもいかがでしょうか?
奄美の自然や歴史を紹介する奄美パーク
- ©K.P.V.B
奄美パークでは奄美の自然や文化、歴史を展示しています。
展示も実物大の模型や写真など、奄美を知り、体感できるように工夫されています。
- ©K.P.V.B
こでもう1つ見学したい場所があります。
「日本のゴーギャン」と呼ばれる田中一村記念美術館です。
田中一村は日本画家で、明治41年栃木県に生まれ、昭和33年奄美大島に移住しました。
奄美の自然を愛し、奄美の植物や鳥などを描きました。
その田中一村の作品を常設展示しているのが、この美術館です。
奄美大島の自然や伝統工芸などをご紹介してきました。
美しいビーチはもちろんですが、それ以外にも魅力あふれる奄美大島を旅してみませんか?
家族旅行で、女子旅で、一人旅にもお勧めです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。