【飛鳥Ⅱまとめ】乗船記ブログ(客室からお食事、イベント、施設をご案内!)

日本船籍のクルーズ客船の中で最大の飛鳥Ⅱ。

2022年12月と2021年に2回、飛鳥Ⅱに乗船いたしました。

飛鳥Ⅱクルーズって
・何がいいの?
・どう過ごしたらいいの?
・最新の様子はどんななの?
と思われている方にも疑問を解消していただけるようご案内していきます。

※当ブログに掲載している写真は実際乗船して撮影したものです。郵船クルーズからいただいた写真にはその旨記載いたします。
*2022年12月乗船時の情報に沿って内容を一部修正いたしました。

飛鳥Ⅱの食事・レストランについて

クルーズの楽しみの一つは船内のお食事ではないでしょうか?

飛鳥Ⅱの食事って美味しいんだよね。という評判を聞いたことがある方も多いと思います。

確かに美味しい!シェフの腕はもちろんですが、使っている食材、盛り付けもよく食欲をそそります。

船内にはメインダイニング、ビュッフェレストラン、カフェとレストランも種類があります。初めて乗船するならどこも試してみたいですね。

フォーシーズン・ダイニングルーム

「フォーシーズン・ダイニングルーム」は飛鳥Ⅱのメインダイニング

夕食の時間は2回制となっています。1回目は17:45から、2回目は19:45からです。

予約の際にどちらの時間がよいか希望を伝えることができます。でもどちらの時間帯になるかわかるのは、乗船券をもらうとき。

1回目が人気なので、希望が多いと2回目になることもあります。優先順位がきめられていて上位客室、客室S(ロイヤルスイート)からとアルバトロスソサエティ プラチナメンバー(飛鳥クルーズ累計1000泊以上の方)の順に割り振られます。

感染症対策で指定席となっていましたが、2022年12月現在夕食の席は自由席となっています。

飲み物はソフトドリンクと食後のコーヒー、紅茶は無料、アルコールは有料です。

2021年時夕食のメイン料理は選ぶことができました。どれも美味しそうで迷ってしまいます。

この日は花火大会が予定されていたので、デザートのお皿に花火が上がっています。
こういう演出、嬉しいですよね!

2022年のクリスマスクルーズでは全員同じメニューをいただきました。

リドカフェ&リドガーデン

11デッキにあるビュッフェスタイルのレストランが「リドカフェ&リドガーデン」です。

2022年12月のクルーズでは通常のビュッフェスタイル、各自好きなものを選ぶ方式に戻っていました。

朝食と昼食ではメインの食事は注文してもってきてもらいます。

まだまだあるレストランやカフェ

その他にロイヤルスイートとアスカスイート、和洋スイートをご利用のお客様専用のプレミアダイニング「ザ・ベール」と飛鳥Ⅱ唯一の有料レストラン「海彦」があります。

また、飛鳥Ⅱには日中無料でコーヒーなどをいただけるラウンジや有料でドリンクを楽しめる雰囲気のよいバーがあります。

私はコーヒーが好きなので、クルーズの時は持参するのですが、飛鳥Ⅱでもどこでも無料で美味しいコーヒーが飲めるので持っていく必要はありませんでした。

さらに詳しく下記ブログでお食事や飲み物についてご紹介しています。是非ご覧ください。

■ コースの詳細や料金はこちらからご確認ください

飛鳥Ⅱでは船内イベントを楽しもう!

船内イベントはクルーズの楽しみのひとつですね。

特に日中はイベントが目白押しです。

船内イベントは毎晩配られる「ASUKA DAILY(船内新聞)」に記載されていますので、前の夜に何に参加するか決めて行動するとよいですね。

日中のイベント

日中オススメのイベントはゲーム大会

シャッフルボード大会や輪投げ大会、フリスビーを投げてパネルを打ち抜くディスゲッター大会など色々なイベントが無料であります。

一度もやったことがなくても、一人参加でも大丈夫。難しいゲームではありませんし、事前にやり方を教えてくれます。

絶対参加したいのは「ビンゴ大会」。海外クルーズに行くとビンゴカードは有料で買わないとゲームに参加できませんが、飛鳥Ⅱは無料でビンゴカードを1枚もらえます。しかもビンゴになれば景品がいただけるというお得さ。これは参加しないわけにいきませんよね!

夜のイベント

夜のイベントで見逃せないのがプロダクションショー

プロダクションキャストによる一流のショーが「ギャラクシーラウンジ」で行われます。

夕食が2回制のときはこのプロダクションショーも2回行われます。

またクルーズによっては歌手やエンターテイナーの方が乗船され、ショーが行われます。これは日本船ならではだな、と思います。お気に入りの歌手の方のクルーズを選ぶ方も多いのでしょうね。

飛鳥Ⅱの船内にはどんな施設があるの?

船内には色々な施設があります。乗船したらまずグルっと船内を歩いてどこに何があるのか把握するといいですね。

飛鳥Ⅱの2020年の改装で私の一番のお気に入りは大浴場「グランドスパ」に露天風呂がついたこと。

元からある大浴場のさらに上にこの露天風呂があります。露天と言っても屋根がついているので、少しの雨なら大丈夫です。
本当に気持ちがよいですよ。

「シーホースプール」は海水のプール。ジェットバス(ジャグジー)もついています。

泳がないという方もプールサイドのデッキチェアに座って日光浴や読書(&昼寝)をするのもオススメです。

カジノ「モンテカルロ」もあります。

日本船なのでお金をかけるカジノではありません。でもその分初心者でも安心して楽しむことができます。

私もブラックジャックをしたことがなかったのですが、ディーラーさんや一緒のテーブルでプレイした方がとても親切に教えてくださいました。

スロットマシン、ルーレット、ブラクジャックがあります。

チップに換金した額によってグッズをもらうことができます。

船内にはいわゆるお店(ショップ)も4箇所あります

お土産だけでなく自分も食べたいお菓子や飛鳥Ⅱのロゴ入りグッズ、アクセサリーから、持ってくるのを忘れてしまった!という日用品まで販売されています。

ル・ブルー」のショップクラークの本木南さんにお話を伺いました。
おすすめのお土産は船内でも使われている「オニオンドレッシング」と「ルームフレグランス」ということでした。

すりおろした玉ねぎがたくさん入った「オニオンドレッシング」は確かにとても美味しかったですし、「ルームフレグランス」は飛鳥Ⅱの船内でも使われているとても上品な香りです。

 

診療室「メディカルセンター」もあり医師と看護師が乗船しています。

何かの時に安心ですね。こちらは有料となり、健康保険は使えませんので注意が必要です。

国内旅行保険はこちらから申し込みができます。

タバコを吸われるかたのためのスペース「スモーキングラウンジ」もあります。

ここはバー「マリナーズクラブ」のような英国調のインテリアでステキな空間なんです。
私はタバコを吸わないのですが覗きに行ってしまいました。

客室含め禁煙ですので、ご注意ください。

飛鳥Ⅱの客室をどう選ぶか?

飛鳥Ⅱの客室カテゴリーは料金帯で8つにわかれています。現在そのなかでFステートを販売していないので、実質7つにわかれていることになります。

どの部屋を選んでもバスタブがついているのが飛鳥Ⅱの特徴です。
各カテゴリーの特徴をご紹介します。記載されているデッキとは階のことです。

●Kステート(7・8デッキ) 18.4㎡
角窓がついていますが、窓をあけることができない部屋です。窓の外にテンダーボートがかかっていて視界がよくない部屋もあります。クルーズ代金が一番安いので部屋にそれほどいないという方にオススメです。

D Eバルコニー(Dは9デッキ、Eは8デッキ) 22.9㎡
プライベートバルコニー付きの客室です。窓をあけて潮風を感じたり、波の音を聞いたりすることができるオススメのカテゴリーです。

Dトリプル (7デッキ)22.9㎡
広さはDと変わりませんが、3名利用の部屋で7デッキの後方に4室だけ設けられています。
Dトリプルはバルコニーはなく、窓はありますが、開けることはできません。

Cスイート(10デッキ) 33.5㎡
スイートからリビングスペースがあります。ソファがあると客室でのんびりできますよね。
スイートから乗船時にウエルカムスパークリングワインや冷蔵庫にビールが含まれるなど特典があります。

●Aアスカスイート(10デッキ) 45.8㎡
リビングスペースにゆとりがある人気の客室がこのアスカスイートです。
アスカスイートからプレミアムダイニング「ザ・ベール」で夕食をいただくことができます。

W和洋スイート(10デッキ) 45.8㎡ 2室限定
2020年の改装で新しく加わった客室が和洋スイートです。
ベッドの置いてある部分に畳が敷かれてちょっと高くなっています。
日常生活を畳に座って過ごされている方にはホッとできる空間です。くつろげるソファもあります。
2室しかありませんので予約はお早めに。

●Sロイヤルスイート(10デッキ) 88.2㎡ 4室限定
リビングスペースと寝室が独立しているロイヤルスイート。
お風呂にはジェットバスもついています。
無料宅配サービス(ワンナイトクルーズと海外乗下船は除く)やアルコールを含めて無料のサービスなど特典も最上級です。

各客室の写真や設備についてはこちら↓の「客室のご案内」に詳しく掲載していますのでご覧ください。

■ あわせて読みたい

船内で有料なものは何?

飛鳥Ⅱではお食事も、イベントやショーも無料なのですが、いくつか有料なものがあります。

・アルコール類
・ノンアルコールビール、ノンアルコールワイン、ノンアルコールカクテル
・一部施設でのソフトドリンク
・ルームサービス(スイート以上は無料)
・「海彦」でのお食事
・寄港地観光ツアー
・有料のイベント(教室など)
・カジノ「モンテカルロ」のチップ
・Wifi(お部屋カテゴリーによって無料で使える範囲があります)
・その他個人的なもの(電話などの通信、クリーニング(無料でコインランドリーが使えます)、ショッピングなど)

クルーズ代金には消費税や港湾諸税が含まれていますし、船内チップも不要です。

また現在感染症対策のため、事前に行うPCR検査代も含まれていますので、クルーズ代金以外にかかる費用がほとんどありませんでした。

飛鳥Ⅱの新型コロナウイルス感染症対策

2023年5月現在 乗船当日PCR検査の実施はなくなりました。
新型コロナウイルスワクチン接種証明状況や事前のPCR検査検査の用意も不要になっています。

最後に

季節ごとに日本の素晴らしい景色を洋上からも楽しめる「飛鳥Ⅱクルーズ」。

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

さらに詳しい情報もブログでアップしていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

はじめまして。別府郁子と申します。国内も海外もその土地の今昔を知ることが大好きです。クルーズコンサルタントですが、プライベートの旅行でもクルーズを選ぶほどクルーズ好き。カジ...

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