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(写真提供:国立天文台)
2020年6月21日、金環日食が台湾で起こります。
金環日食を見る場所は色々考えられますが、1番おすすめしたいのが船の上。
ちょうどそれに合わせてダイヤモンド・プリンセスが金環日食鑑賞クルーズを行います。
それはどんなコースなのか、船上で見るメリットは何か、お伝えしていきますね。
そもそも「金環日食」とは?
ダイヤモンド・プリンセスのパンフレットにこうあります。
日食とは、太陽と月、地球が一直線にならぶときに、
月の影で太陽の全体、一部が見えなくなる現象です。
金環日食は、太陽が月で完全に隠れずに、リング状に光がはみ出すこといいます。
何年かに1回しか見ることができない金環日食。
金環日食は皆既日食よりも太陽と一直線になった際に完全に太陽の輪郭を隠さず、ギリギリの輪郭部分が金色のリングとなって見えるのだそうです。
「金色のリング」、ロマンチックでわくわくしませんか?
この、6月21日は西日本以南では少しかけた部分日食として見ることができるようですが、きれいな金環日食をみるには、台湾、中国、インド北部など限られた地域に行かないといけません。
そこで、船上で金環日食を鑑賞するコースが登場するのです。
なぜ金環日食を見るのに、船上がよいのか?
台湾で見ることができるなら、何も船の上から見なくてもよい、と思われるかもしれません。
確かにとても天気が良い日で雲なく、観測しようと思っている場所に、ビルや木など高くそびえるものもなく、何者にもさえぎられずに太陽と月のある方向をしっかりみることができれば、金環日食が起こる場所で待っていればよいのです。
でもどうでしょうか?
天気は当日にならないと本当に晴れるかどうかわかりません。
観測場所にビルが建っていないか、大きな木が生えていて観測の邪魔にならないか、など事前に調べるのは大変です。
そこで船です。
海の上ですので、まず遮るものはありません。
もちろんこの航海に乗船する方は、この金環日食が目当ての方が多いので、多くの方と一緒に観測することになります。
それでも見上げる方向にビルも木もありません。
天気。こればかりはどこも同じ条件なのですが、船はここで威力を発揮します。
天気が悪そうだった場合、できるだけ天気がよくて、見えそうな場所に移動することができるのです。
一箇所にとどまって観測する場合、その地点が悪天候でしたら、もう何の工夫もできません。
でも船の場合、大海原を少しでも条件のよいところに、キャプテンが船を動かしてくれるのです。
過去、同じような日食を見学するコースを出したときに、あまり天気がよくない事がありました。
陸から見ようとしたかたは、ほとんど見ることができなかったそうですが、船上から見学した方は見ることができた、という例もあります。
とはいえ、船が雲を蹴散らすことができるわけではなので、だめな時はだめです。
でも見ることができる可能性、という意味では船のほうが高くなる、ということをお伝えしたいと思います。
ダイヤモンド・プリンセスの金環日食鑑賞クルーズにはスペシャルイベントもあります
まず、ダイヤモンド・プリンセスにスペシャルゲストが乗船します。
国立天文台・准教授/普及室長である縣秀彦(あがたひでひこ)氏が乗船されます。
縣氏による金環日食が起こる仕組みや天文学についての特別講演があるのです。
天文学について多数の著書のある縣氏から宇宙についてお話を伺い、金環日食を見る。
専門的な知識を深めることができる機会となること間違いありません。
乗船された方にプリンス・クルーズからプレゼントもあります!
そして、プリンセス・クルーズからオリジナル日食グラスのプレゼントもあります。
カウントダウンをしながら、この日食グラスで金環日食をご覧ください。
実際に光のリングが見える時間があっという間。見逃さずにご覧くださいね。
金環日食鑑賞コースのご案内
このコースは神戸発着です。
旅行期間: 2020年6月18日(木)~6月26日(金)
クルーズ日程は・・・
6/18 神戸(17:00出航)
6/19・6/20 終日航海
6/21 金環日食鑑賞
6/22 基隆(台北)(7:00入港/18:00出港)
6/23 石垣島(6:00入港/18:00出港)
6/24 那覇(8:00入港/18:00出港)
6/25 終日航海
6/26 神戸(午前下船)
旅行代金は2名1室利用のお一人様代金で・・・
内側118.000円
海側バルコニー262,000円から
ジュニア・スイート315,000円から
今日(12/13)現在まだ3人部屋、4人部屋(3名1室利用、4名1室利用)のお部屋もお取りできます。
(お部屋のカテゴリーによっては満室のものもあります)
コースの詳細はこちらからご確認ください。
是非神秘の天体ショーを船上からお楽しみください。
当日晴れますように、ただただ、お祈りしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。