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2020年ポール・ゴーギャン・クルーズにてタヒチ島をはじめとしたフランス領ポリネシアの島々を旅してきました。
ポール・ゴーギャンはラグジュアリー船ではありますが、堅苦しい雰囲気は全くありません。
スタッフはとってもフレンドリー。乗客を楽しませようという気持ちが伝わってくるサービスでした。
そして、タヒチの海が素晴らしい!
透明度が高く、太陽光線によって色が変わってみえる海に感動しました。
また行きたい!!と思える素晴らしいクルーズでした。
ポール・ゴーギャンは飲み放題、食べ放題のオールインクルーシブ。これでクルーズの満足度が大きく上がりました。
船内の様子、寄港地である島々の様子、乗船前後、利用航空会社のエア タヒチ ヌイなどたくさん撮った写真を含めて数回に分けてご紹介していきます。
ポール・ゴーギャンは飲み放題、食べ放題のオールインクルーシブ
乗船中はアルコールを含めてドリンクは飲み放題、提供されるお食事は食べ放題です。(プレミアムドリンクは有料です)
ポール・ゴーギャンには3か所のレストランがあります。そのうち2か所は夕食のみ予約制なのですが、よく他船である有料レストランというのはありません。
それぞれのレストランで違いがあるので、気分がかわってよいシステムでした。
レストランの営業時間は朝食、昼食、夕食とそれぞれ時間が区切られています。
ずーっと空いているビュッフェレストラン、というのはありません。
ドリンクは食事の時だけでなく、バーで飲むドリンクも追加代金はかかりません。
船全体がオールインクルーシブなので、ドリンクを注文するときにいちいちクルーズカードを見せて注文をするというわずらわしさがないのも、快適です。
お昼に一杯、夕食前に一杯、夕食後もラウンジで一杯、と「どんだけ飲むんだ!」と自分に突っ込みながら、おいしくいただきました。
バーとラウンジは4か所あります。
ちなみに飲酒が許可されるのは21歳以上となります。
メインダイニング「レトワール」
「レトワール」は夕食のみオープンするレストランで、場所はデッキ5の後方にあります。
予約は不要で、18:30から21:00の空いている時間内であれば好きな時間に行くことができます。
席数も一番多くあります。レストラン入り口に2人用のテーブルがあり、奥のほうには丸テーブルが設置されています。
外国の方は相席で丸テーブルに座っている方が多く、2人用のテーブルはいつも空いていました。
こちらのレストランのメニューは日替わりで変わります。
席に着くとお食事のメニューを持ってきてくれます。デザートメニューは食後に配られます。
お水ですが、通常はガス無しの水がでてくるので、ガス入りが欲しい場合はその時に依頼します。
ワインはお勧めの白・赤ワインをもってきてくれます。白とか赤とか希望を伝えます。
両方くださいと言って先に白と赤をもらう方もいました。もちろんあとで赤にしたいと伝えればグラスももってきてもらえます。
このワインのセレクション、いつも美味しかったです。
メインはアペタイザー、スープ、サラダ、パスタ、メイン、軽食、ベジタリアン、いつもある料理、にわかれています。
もちろん何種類食べてもOKです。
一皿の量は普通です。少なくしてほしいときはスモールポーションとお願いしましたが、それほど変わらなかったように思います。
デザートも数種類から選べます。
チーズを選ぶとワゴンで持ってきてくれるので、好きなチーズを選んでいただきます。
欲張って3種類もお願いしたら結構な量になりました(苦笑)
パリのスターシェフ監修メニューを出す「ラ・ベランダ」
ラ・ベランダは朝食と昼食はビュッフェスタイル、夕食は予約制でコースメニューです。
朝食と昼食はビュッフェですが、メニューもあり、オーダーもできます。
営業時間ですが、朝食は7:00~9:30、昼食は12:00~14:00、夕食は18:30~20:30が基本です。
場所はデッキ6の後方です。
朝食と昼食は次に紹介するもう1つのレストラン「ル・グリル」とでてくる料理は同じですが、「ラ・ベランダ」には昼食のみ上の写真のように、クッキングライブステーションという、お肉を切り分けてくれたり、目の前でパスタを調理してくれたりするサービスがあります。
朝食はビュッフェスタイル
朝食のビュッフェはタヒチ産の甘ーいパイナップルやマンゴーなどのフルーツ、タヒチの農業学校で作られたジャムなどに加えて、種類豊富なパンやペストリー、定番の卵料理やソーセージなどがラインナップ。
でもせっかくだからメニューからも選びたいですよね。
バナナやブルーベリーのパンケーキやフレンチトースト、卵もオムレツやエッグベネディクトなどオーダーできるメニューも多く、いつも迷ってしまいました。
エッグベネディクトのポーチドエッグは酸っぱいものが苦手な私には少しお酢がきつかったです。
そうそう、朝からラム肉のステーキというのもありました。こういうシンプルな骨付きラム肉のステーキは夜のメニューにはないので、私も食べればよかったな、と後悔
昼食は日替わりでテーマがあります。
最初の日はアジアンビュッフェでした。
お寿司のネタにマグロとマヒマヒがあったのですが、前日夕食の前菜でマグロとマヒマヒのお刺身を食べたので、同じネタだったがちょっと残念。ですが、もちろん食べましたよ。
タヒチのスーパーではマグロがどーんと大きくカットされて売っていました。マグロは日常的に食べるようです。
ガリやワサビもあるのがびっくりしました。お醤油ももちろんあります。
そのほかアメリカビュッフェ、イタリアンビュッフェなどテーマが毎日変わるので、飽きずに食事ができました。
夕食は予約制 パリのスターシェフ、ジャン・ピエール・ヴィガト氏監修のメニューがあります。
メニューの右側がジャン・ピエール・ヴィガト氏監修メニューです。
フォアグラのステーキの下にマグロの刺身とガリ、リンゴが添えられていたり、エスカルゴが泡に包まれてでてきたり、なかなか面白いプレゼンテーションでした。
もちろん美味しかったですよ!!
ここ「ラ・ベランダ」の夕食は前述した通り予約制で、一番人気のあるレストランです。
人気があるので、1航海中予約は1回でお願いしているとのこと。余裕があれば2回受けてくれるそうです。
席の感覚も広く、全部満席にするようなサービスではなく、ゆとりが感じられました。
ポール・ゴーギャンはフォーマルという日はないのですが、「ラ・ベランダ」で食事される方は少しおしゃれしている方が多かったです。
このレストランの担当ウエイターさんがにっぽん丸に乗船されていたとかで、日本語を交えてサービスしてくれ、楽しく過ごすことができました。
夕食の予約は乗船前にすることができません。乗船後早めにされることをお勧めします。
よりカジュアルなレストラン「ル・グリル」
「ル・グリル」はプールサイドにあり、太陽が差し込むようなテラス席とプールが見える席とがあり、眺めがよいので、一番お気に入りのレストランでした。
場所はデッキ8の中央にあります。
営業時間は、朝食は7:00~9:30、昼食は12:00~14:00、夕食は18:30~20:30です。
朝食と昼食はビュッフェですが、メニューもあり、オーダーもできるのは「ラ・ベランダ」と同じです。
昼食は一か所だけですが、その場でパスタ類を調理してくれるサービスもありました。
私の昼食メニューのいちおしはこちらのハンバーガー。
ハンバーガーですが、お肉の焼き加減を聞いてくれます。こんな事言ったら私のグルメ度を疑われますが、ハンバーガーとてもおいしくて、リピートしました。
この「ル・グリル」では昼食のあと、軽食、アフタヌーンティのサービスがあります。
多少何もない時間がありますが、午後はこの「ル・グリル」にいたら、何かしら食べられる、というわけです。
アフタヌーンティは、お菓子やフルーツ、アイスクリームなど日替わりで並べられています。
軽食は14:30-15:45、アフタヌーンティは16:00-17:00です。
夕食は予約制で、メニューは航海中変わらず同じメニューです。夜はまた違うシックな雰囲気でそれもよかったです。
次はコンチネンタルの朝食、ルームサービスとドリンクを楽しめるバーとラウンジをご紹介します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。